政策・方針 policy
1.人口減少社会への対応(コロナ禍の変化をチャンスに)
人材の面から地域を活性化させます。
(1)都会の複業人材とのマッチングによる企業の課題解決・生産性の向上(コロナ禍をチャンスに)
「黒部応援団」の結成
コロナ禍による大きな変化として、地方移住の動きの高まり、リモートワーク(会社に出社しないで働く)、複業(本業の他にも仕事をする)の普及があげられます。
都会の専門人材を黒部の中小企業とマッチング(引き合わせる)させることで企業の課題解決・生産性向上を図ります。
(2)官民連携したテレワークオフィスの設置
山と海、様々な景色を楽しめる黒部の特徴を活かして、宇奈月地区、くろべ牧場及び海岸部等にテレワークオフィスを官民連携で整備し、テレワーカーを誘致します。単なる誘致に止まらず、黒部の企業との出合いを増やし企業の課題解決にも携わってもらい、課題解決型の関係人口を増加させ、黒部への滞在客を増加させます。結果として、将来の移住につなげていきます。
(3)働き方改革と人材確保支援
コロナ禍であっても、人口減少の影響により、企業では人手不足感が大きい状況にあります。
人材確保に向けて、より人々にとって働きやすい職場、働きがいのある職場づくりの支援を行います。
上記(1)と(2)の取組と併せ、労働条件を向上させ、働く方々にとって働きがいのある職場の実現が、人材の確保・定着、ひいては企業の成長・発展につながるという労使双方にとっての好循環を個々の企業だけでなく黒部市全体に広げていきます。
(4)就業体験事業の実施による学生の黒部への就職促進
企業の課題解決に資する実践型の就業体験事業(インターンシップ事業)を実施し、学生の黒部への就職を促進します。
(5)I-TOWN構想の推進
(6)未来の大人への種まき(教育)
学校と連携して、子供達に、黒部の格好いい大人達や地域の課題をよく知ってもらい、地元定着や「一度は外に出るとしても、成長して、また戻って黒部に貢献したい。」と将来のUターンにつなげます。
大人の経験を伝える場の設置など地域全体で子供達を育んでいきます。
(7)企業の枠を超えた交流による労働者の定着、女性活躍促進
「地域の同期会」を開催
会社の枠を超えて、地元企業に就職した者同士の交流、悩みの共有の場を設け、若年労働者の会社や地元への定着を促進します。
「地域の女子会」を開催
会社の枠を超えて、幹部になった女性社員の経験を聴く場を設け、女性の活躍を促進します。